Have a bad memory.

忘れっぽい自分へ向けた記事

Part 5 助動詞の can

Lesson1 - can を使った肯定文

助動詞には can 「~できる・~してもよい」may 「~してもよい・~かもしれない」will 「~するつもりだ・~するでしょう」などがある
助動詞を使う肯定文は常に (主語 + 助動詞 + 動詞の原型 + α)の順序にする

can は動詞の原型とセットで使う

I can play basketball.
私はバスケットボールをすることができます

助動詞の can は、動詞の原型とセットで使い「(その動作を)することができる・~してもよい」という話しての主観(きっとできるだろう、という思い)を表します

can run であれば「走ることができる」、can speak Japanese であれば「日本語を話す事ができる」という意味になります。

Mr. Yano can listen to the radio.
ヤノさんはラジオを聞く事ができます

主語が He や She などの三人称単数だとしても、一般動詞の語尾に s や es をつけるのは間違いです。
助動詞の can は、常に動詞の原型の前に置くと覚えましょう。

助動詞は主語の人称に関わらず同じ形になる

They must go to the restaurant today.
彼らは今日はそのレストランに行かなければならない

助動詞には can の他にも may「~してもよい・~かもしれない」、must 「~しなければならない」、will 「~するつもりだ・~するでしょう」などがあります。
すべて話しての主観を表し、(助動詞 + 動詞の原型) の組み合わせで使います。

can と同じく may も must も will も主語の人称に関係なく常に同じ形で使います。

Lesson2 - can を使った否定文

助動詞の can の否定文は 動詞の原型の前に nannot (can't) を置いて作る

(cannot (can't) + 動詞の原型)で否定文を作る

I can't swim.
私は泳げません

助動詞 can の否定文(~することができません)は、動詞の原型の前に cannot もしくは can't (cannotの短縮系) を置いて作ります
助動詞はあくまでも話し手が感じることを表現するときに使われるので、実際に「私」が泳げるのかどうかはわかりません。
話し手が「この人(主語)は泳げないんだ」と思っているのではあれば、cannot や can't と浸かって表現します。

Mr. Makabe can't listen to the radio.
マカベさんはラジオを聞く事ができません

助動詞の cannot もしくは can't は常に動詞の原型の前に置き、(主語 + cannot (can't) + 動詞の原型 + α) の順序で否定文を作ります
cannot は can not と表す事もあります。
否定の意味合いが強い場合に can not を使う事がありますが、たいていは cannot や短縮系の can't を使います。

can 以外の助動詞も構造は同じ

Carol must sing a song.
キャロルは歌を歌わなければいけません

can 以外の助動詞の否定文の作り方も can と同様に、(助動詞 + not + 動詞の原型) の順序で否定文を作ります
may や must、 will に関してはこの後に詳しく取り上げます。

Lesson3 - can を使った疑問文

助動詞の can の疑問文は、文をCan と ? で挟んで作る。動詞は原型にする
「はい」で応答するなら(Yes, 主語 + can.)で、「いいえ」なら(No, 主語 + can't.)となる

Can と ? で文を挟んで疑問文にする

Can you play baseball? - Yes, I can. / No, I can't.
あなたは野球ができますか? - はい、できます。 / いいえ、できません。

「~できますか?」という意味をもつ助動詞 can の疑問文は、文を Can と ? で挟んで作ります
can を使っている文では必ず動詞を原形にしてください。

Can you …? と質問された場合、 Yes か No で応答します。
「はい」であれば Yes, I can. とし、「いいえ」であれば No, I can't と応答します。

Can Mr. Elgin listen to the radio? - Yes, he can. / No, he can't.
エルガンさんはラジオを聞くことができますか? - はい、できます。 / いいえ、できません。

疑問文の主語は Mr. Elgin という人名を表す固有名詞ですが、応答の中では he という代名詞にします

Can 以外の助動詞も構造は同じ

can 以外の助動詞を使った疑問文の作り方も同様で、(助動詞 + 主語 + 動詞の原型 + α) の順序で疑問文を作ります