Have a bad memory.

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中学三年間の英語 基礎知識

主語・動詞・目的語・補語が「文の要素」になる

文の要素.1 主語

例文 - 1 -

I play baseball.
は野球をします。

日本語にしたときに「~は」「~が」にあたる語が主語です。
例文1では「I (私は)」がそれにあたります。

文の要素.2 動詞

例文 - 2 -

I am busy.
私は忙しいです。 (I = 忙しい)

例文 - 3 -

You have many bags.
あなたはたくさんのカバンを持っている。

日本語にしたときに「どうする」に「=」にあたる語が動詞です。
例文2,3ではそれぞれam「=」とhave「持っている」がそれにあたります。

文の要素.3 目的語

例文 - 4 -

Mr.Naito plays baseball.
ナイトウさんは野球をします。

例文 - 5 -

Hiroshi has many bags.
ヒロシはたくさんのカバンを持っています。

日本語にしたときに「~を」「~に」にあたる語が目的語です。
例文4,5ではそれぞれbaseball(野球を)とmany bags(たくさんのカバンを)がそれにあたります。

文の要素.4 補語

例文 - 6 -

You are beautiful. (You = beautiful)
あなたは美しいです。

動詞を挟んでイコールになる語が補語です。
are は「=」という内容を表す動詞なので、 You are beautiful. は You = beautiful という内容の英文になります。
主語の You とイコールになっているのは、 beautiful です。
よって、 beautiful がこの文の中では補語になります。

文の要素と品詞のちがい

文の要素としての扱い

Mr.Naito plays baseball.
主語(S), 動詞(V), 目的語(O)

この構文では、主語が Mr.Naito 、動詞が plays、目的語が baseball になります。
それぞれの文の要素になる単語には、対応する品詞というものがあります。

単語の品詞の分類

Mr.Naito plays baseball.
名詞, 動詞, 名詞

Mr.Naito文の要素では「主語」になりますが、単語の品詞では「名詞」になります。
plays文の要素でも品詞でも「動詞」です。
baseball文の要素では「目的語」ですが、品詞で分類すると「名詞」になります。

英文に必要な単語は「品詞」に分けられる

文の要素を構成する単語は、役割によってさまざまな「品詞」に分類されます。
ここでは、英文に登場する主な品詞を紹介します。

品詞 1. 名詞

Tetsuya (テツヤ: 人名) , bag (カバン), Sapporo(札幌: 地名) etc...

名詞は人名や地名、その他の人や物を表し、主語や補語・目的語などになります。
名詞には

  • 可算名詞 : 一つ二つと数えることができる名詞で、単数形と複数形がある
  • 不可算名詞 : 数えることができない名詞で、複数形がない

があります。
可算名詞の単数形には「冠詞」の a (an) が付き、不可算名詞には冠詞がつきません
なお、 a (an) は「1つの」と訳さない場合がほとんどです。

品詞 2. 動詞

study (勉強する), eat (食べる), run (走る) etc...

動詞は主語の動作や状態を表します
ふつう主語の後ろに置きます

品詞 3. 形容詞

pretty (かわいい), small (小さい), easy (容易な) etc...

形容詞は名詞(代名詞)の状態や性質(数や数量、程度など)を表します
名詞の前に置いて修飾したり、補語になったりします。

品詞 4. 副詞

often(しばしば), slowly(ゆっくりと), soon(すぐに) etc...

副詞は主に動詞・形容詞・副詞などの語句や文を修飾します。
英文の中ではさまざまな場所に置かれます。

品詞 5. 代名詞

she(彼女), your(あなたの), them(彼らを 又は 彼らに) etc...

代名詞は一度英文に登場した名詞の代わりに使われ、文の中でのはたらきによって形が変化することもあります。
人称代名詞は下記の表のようになります。

人数と数 主格 (~は、が) 所有格 (~の) 目的格 (~を、に) 所有代名詞 (~のもの) 再帰代名詞 (~自身)
一人称単数 I my me mine myself
一人称複数 we our us ours ourselves
二人称単数 you your you yours yourself
二人称複数 you your you yours yourselves
三人称単数 he she it his her its him her it his hers なし himself herself itself
三人称複数 they their them theirs themselves

品詞 6. 助動詞

can(~することができる), must(~しなければならない), will(~するつもりだ・するだろう), may(~してもよい・するだろう) etc...

助動詞は動詞の前に置き、話し手が感じた事などをつけ加えます。

品詞 7. 前置詞

in((内部)のイメージ), for((向かう)イメージ), about((まわり)のイメージ) etc...

前置詞は名詞(代名詞)の前に置いて、名詞(代名詞)の分駐でのはたらきや、他の語とのつながりを示します。

品詞 8. 接続詞

before(~する前に), when(~するとき), but(しかし) etc...

接続詞は語や節(主語 + 動詞 + α で構成される部分)同士をつなげるはたらきを持ちます。

品詞 9. 冠詞

a, an(1つの), the(その)

冠詞は名詞の前に置かれます

品詞 10. 疑問詞

what(何), when(いつ), how(どのように) etc...

疑問詞は主に文頭に置いて使われる。