Part 7 一般動詞の過去形
Lesson1 - 一般動詞の肯定文
一般動詞には規則動詞と不規則動詞がある
原則として規則動詞の語尾には ed をつける
一般動詞の過去形は、動詞の語尾に ed をつけて作る
I played baseball yesterday.
私は昨日、野球をしました。
一般動詞の過去形は「~した」や「~だった」という、過去に行われた動作や存在した状態を表します。
また、helped「助けた」や listened「聞いた」のように、語尾に ed をつける規則動詞と、ate「食べた」のように形が変化する不規則動詞の2種類があります。
規則動詞の過去形は、動詞の語尾に ed をつけて作ります。
日本語でも「私は野球をする」という現在系の文を過去形にするときは、「私は野球をした」のように表します。
つまり、「する」の部分を「した」にするだけなので、規則動詞の過去形の作り方もこれと同様だと考えてください。
また、この例文には yesterday「昨日」のような単語が文末にありますが、過去形の文は yesterday「昨日」や last week「先週」のような「過去のある時点」を表すなどを伴ったりします。
I went to the park last week.
私は先週、その公園に行きました。
went は go「行く」の過去形で「行った」という意味です。
語尾に ed をつけるのではなく、全く違う形に変化する一般動詞を不規則動詞といいます。
文末には last week「先週」という、動作をおこなった過去の時点が述べられています。
Lesson2 - 一般動詞の過去形(否定文)
過去のある時点を表す表現を文末や文頭に伴う場合がある
動詞の前に did not(didn't) をつけて否定する
I didn't play baseball yesterday.
私は昨日、野球をしませんでした。
一般動詞の過去形の否定文は、動詞の原型の前に did not、もしくは didn't を置いて作ります。
I didn't go to the park last week.
私は先週、その公園に行きませんでした。
do、does、did を使っている文では、動詞は全て原型にします。
これは助動詞を使っている文では動詞が原型になるのと同じで、do、does、did も全て助動詞なのです。
主語の人称が何であっても、このルールが適用されます。
She didn't look busy then.
私はその時、忙しそうに見えませんでした。
then「その時」は過去のある時点を表し文末に書きますが、強調するときは文頭に置く場合もあります。
過去形は「過去のことだけ」を表すので、「現在とは距離のある感じ」のする表現です。
She didn't look busy then. は「そのときは忙しそうには見えなかった」という「過去の事実」を伝えてるだけで、「今の彼女の状況」には何も関係がありません。
Lesson3 - 一般動詞の過去形(疑問文)
一般動詞の過去形の疑問文や否定文では、主語の人称や数に関わらず did か didn't を使って文を作り、動詞は必ず原形にする
Did と ? で文を挟んで疑問文を作る
Did you play baseball yesterday? - Yes, I did. / No, I didn't.
あなたは昨日、野球をしましたか? - はい、しました。 / いいえ、しませんでした。
「~しましたか?」という意味を持つ一般動詞の過去形の疑問文は、文を Did と ? で挟んで作ります。
また、 Did you …? で質問された場合、Yes か No で答えることになりますが、「はい」であれば Yes, I did. で答え、「いいえ」であれば No, I didn't. と答えます。
Did you go to the park last week? - Yes, I did. / No, I didn't.
あなたは先週、その公園に行きましたか? - はい、行きました。 / いいえ、行きませんでした。Did she look busy then? - Yes, she did. / No, she didn't.
彼女はそのとき忙しそうに見えましたか? - はい、見えました。 / いいえ、見えませんでした。
一般動詞の過去形の疑問文や否定文では、主語の人称や数に関わらず did か didn't を使い、動詞を原形にします。
また、疑問文中の主語は返答分の中では代名詞にします。