Part 4 三人称単数現在
Lesson1 - 三単現の肯定文
三単現の動詞は語尾に s や es をつけて作る。
三単現の肯定文は一般動詞に s や es をつける
Mr. Naito plays soccer.
ナイトウさんはサッカーをします。
三人称は「I でも we でも you でもない人やもの」です。
一人もしくは一つのことが主語の場合、動詞に s や es をつけます。
主語が he や she、 Mr. Ibushi や Ms. Kubota のような三人称で単数、かつ文が現在のことを表す現在系のときに使う動詞の形を、三人称単数現在系(三単現)と呼び、時制が現在の文で使います。
また、三単現で使われる一般動詞の語尾には s や es をつけます。
Mr. Tanahashi goes to school.
タナハシさんは学校に行きます。
動詞の三単現では、 s や es を語尾につけるときの一定のルールがあります。
この例文では go 「行く」という動詞が使われていますが、 o で終わる動詞なので語尾に es がついています。
She looks busy.
彼女は忙しそうに見えます。
looks の s は [s] (ス) と発音されますが、三単現の動詞の語尾の s や es は [z] (ズ)、[s] (ス)、[is] (イズ) のいずれかの発音になります。
多くの動詞は語尾に s をつけ、 s, x, o, sh, ch で終わる語尾に es を、( 子音字(a, i, u, e, o以外) + y ) で終わる動詞は y を i に変えて es をつけます。
ただし、have だけは例外で has になります。
Lesson2 - 三単現の否定文
否定文は does not (doesn't) を置いて作る
一般動詞を使った三単現の文を否定文にするときは、動詞の前に does not、もしくは doesn't (does notの短縮系) を置きます。
その際、動詞は原形にします。
動詞の原形とは「辞書を引いた時に載っている元の形」のことです。
たとえば、辞書で「食べる」を引くと eat が太字で載っているはずです。
語尾や語形が変化していない、動詞の元々の形が原型です。
Mr. Naito plays baseball. のように、三単現の肯定文では動詞の語尾に s や es がつきました。
これを否定する場合、 does not(=doesn't) の後ろにくる動詞を原型にします。
Lesson3 - 三単現の疑問文
「はい」の場合は (Yes, 主語 + does.)で、「いいえ」の場合は (No, 主語 + doesn't.) で応答する
質問文の主語が固有名詞などの場合は、代名詞に言いかえて応答する
疑問文は Does と ? で文を挟み、動詞を原形にする
Does Sasha play basketball? - Yes, she does. / No, she doesn't.
サーシャはバスケットボールをしますか? - はい、します。 / いいえ、しません。
三単現(一般動詞)の疑問文は主語の前に Does を置き、主語は原型にし、そして文末に ? を置いて作ります。
疑問文への答えが「はい」であれば (Yes, 主語 + does.) と応答し、「いいえ」であれば (No, she doesn't.) と応答します。
Does Mr. Nakanishi look busy? - Yes, he does. / No, he doesn't.
ナカニシさんは忙しそうに見えますか? - はい、見えます。 / いいえ、見えません。
不完全動詞の疑問文の作り方も同様です。
もし、この疑問文の主語がナカニシさんとマリー(Marie)など三人称複数のときは、 Do Mr. Nakanishi and Marie look busy? となり、応答文の主語は they(彼らは)、つまり Yes, they do. か No, they don't. となります。